「教育改革」問答

質問:4月から中1になる子供の親です。新中1が、『教育改革』で一番心配されている学年だと聞きますが、どういう事ですか。

答え:今年の4月から新中学1年生になる生徒さんが、中学3年生になった時、すさまじい量の英語学習が待っているからです。1年間でこなしきれない量だと心配されています。高校1年生になった時の英語が、高2のレベルになっているのでそれに合わせて学習量を増やさなければならないのです。

質問:中3生になった時に、約2年分の英語の勉強をしなければ、高校の勉強についていけないと云う事ですか。だれにだって、それは無理なことでしょう。

答え:中3生になってからあわてて対策しようとすれば、そうなってしまいます。私の考えでは、生徒さんの取るべき道はひとつです。これからの中学3年間で、「高校1年の英語を含めた4年分の英語学習をするぞ」、と決意する事です。それをやってくれる信頼できる塾に所属し、「今から3年かけて4年分の英語学習を、自然に行っていく」ことがどうしても必要なのです。これがソフトランディングです。

質問:どんな塾がありますか。

答え:初めて経験する事態ですので分かりません。しかし、当塾では、はやくから学年の枠を外した英語学習を行ってきました。一つの目安として、中3で英検「3級」の取得を目指すということになっています。しかし、当塾ではその一つ上の英検「準2級」が普通で、さらにその一つ上の英検「2級」の生徒さんもいます。英検に対するこだわりはありませんが、当塾の生徒の英語力を数字で示すとすればそうなります。

英数研究セミナー塾長 加藤敦