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加藤忠廣「塵躰和歌集」全訳(95)

同じく三日の歌に (313)夜もふけぬ燈の影を詠むるに いとどひとりねあきぞさびしき   (よもふけぬ あかりのかげを ながむるに いとどひとりね あきぞさびしき) (釈)夜もふけた。枕辺の燈(あかり

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加藤忠廣「塵躰和歌集」全訳(94)

寛永十癸酉年九月朔日のことのはになんいえる。 (310)ながつきはことわりなれや名をかさね たえぬ月影ありあけの空   (ながつきは ことわりなれや なをかさね たえぬつきかげ ありあけのそら) (釈

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加藤忠廣「塵躰和歌集」全訳(93)

同廿七日 (306)奥ざとは風よりほかのおともなし 外面の小田も猶秋ぞめく也   (おくざとは かぜよりほかの おともなし そとものおだも なおあきぞめくなり) (釈)我が住まう奥里は、風の他に訪れる

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加藤忠廣「塵躰和歌集」全訳(92)

寛永十癸酉年八月廿四日 (303)名のみしてよも末に成る月影を あきぬ心に思ながむる   (なのみして よもすえになる つきかげを あきぬこころに おもいながむる) (釈)真夜中に一瞬名ばかりの満月に

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加藤忠廣「塵躰和歌集」全訳(91)

寛永十癸酉年八月二十一日 (299)秋霧の野山も里もおぼろげに 空もひとつにふる雨の庭  (あきぎりの のやまもさとも おぼろげに そらもひとつに ふるあめのにわ) (釈)野山も里も秋霧によっておぼろ

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加藤忠廣「塵躰和歌集」全訳(90)

同十九 (297)國によりいつわりてやふる秋時雨 八月中半ばの村雨のころ  空ともや     (くににより いつわりてやふる あきしぐれ はずきなかばの むらさめのころ)   (釈)秋の時雨は国や所に

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加藤忠廣「塵躰和歌集」全訳(89)

同十七日 (295)かりそめにうゑし夏菊秋までも 奥里なれば花もながむる   (かりそめに うえしなつぎく あきまでも おくざとなれば はなもながむる) (釈)ふとした思い付きで植えた夏菊が、予想外な

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加藤忠廣「塵躰和歌集」全訳(88)

    おなじく十五日 (292)くもりなき月の光も名をそゑて 庭草までも玉みがく露   (くもりなき つきのひかりも なをそえて にわくさまでも たまみがくつゆ) (釈)曇りなき

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加藤忠廣「塵躰和歌集」全訳(87)

同十一日 (287)あをかゑで暮にもみぢに成べきぞ 秋も八月の詠むら雨   (あおかえで くれにもみじに なるべきぞ あきもはづきの ながめむらさめ) (釈)青い楓の葉も暮れになれば美しい紅葉になるは

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加藤忠廣「塵躰和歌集」全訳(86)

同七日 (283)しきたゑの錦の野辺ぞ千とせまで 千草の花にさくをみなへし   (しきたえの にしきののべぞ ちとせまで ちぐさのはなに さくおみなえし) (釈)千草の花に彩られた敷布の錦のような野辺

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