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木戸元斎「師説撰歌和歌集」全訳(13)

同 権中納言定家 40.御祓すとしばし人なす麻の葉も思へはおなしかり初のよを (おはらいす としばしひとなす あさのはも おもえばおなじ はつのよを) (私訳)お祓いすると言って、仮に作った人形となる

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木戸元斎「師説撰歌和歌集」全訳(12)

俊成 新続古今 三一七 37.尋みんまほろしもかな時鳥行衛もしらぬ水無月の比 (たずねみん まぼろしもがな ほととぎす ゆくえもしらぬ みなづきのひ) (私訳)尋ねていこう。方術をおこなって私を蓬莱に

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木戸元斎「師説撰歌和歌集」全訳(11)

紀友則 古今一五四 33.夜やくらき道やまとへる時鳥我宿をしも過かてに鳴 (よやくらき みちやまどえる ほととぎす わがやどをしも すぎがてになく) (私訳)夜が暗かったからか、それとも道に迷ったせい

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木戸元斎「師説撰歌和歌集」全訳(10)

読人しらす 古今一四九 31.声はして泪は見えぬ時鳥我衣手のひつをからなん (こえはして なみだはみえぬ ほととぎす わがころもでの ひつをからなん) (私訳)悲しげになく声はすれども、涙は見えない時

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木戸元斎「師説撰歌和歌集」全訳(9)

藤原元真 新古今一八八 28.夏草は茂りにけりな玉鉾の道ゆき人もむすはかりに (なつくさは しげりにけりな たまぼこの みちゆきひとも むすぶばかりに) (私訳)夏草がすっかり茂ってしまった。道行く人

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木戸元斎「師説撰歌和歌集」全訳(8)

同 拾遺愚草一四一三 関白左大臣家百首「暮春」 25.匂ふより春は暮ゆく山ふきの花こそ花の中につらけれ (におうより はるはくれゆく やまぶきの はなこそはなの なかにつらけれ)  (私訳)桜の花の赤

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木戸元斎「師説撰歌和歌集」全訳(7)

紀貫之 古今九四 春下 21.三輪山をしかもかくすか春霞人にしられぬ花やさくらん (みわやまを しかもかくすか はるがすみ ひとにしられぬ はなやさくらん) (私訳)三輪山をそんなに隠すか春霞。その春

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木戸元斎「師説撰歌和歌集」全訳(6)

権中納言定家 拾遺愚草上一一四 二見浦百種春 18.惜しましな桜斗の花もなしちるへき為の色にや有らん (おしまじな さくらほどの はなもなし ちるべきための いろにやあらん) (私訳)桜ほどのみごとな

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木戸元斎「師説撰歌和歌集」全訳(5)

紀貫之 古今五九 春上 16.桜はな咲にけらしな足曳の山のかひよりみゆる白雲 (さくらばな さきにけらしな あしひきの やまのかいより みゆるしらくも) (私訳)桜の花が咲いたようだ。足曳きの山の交い

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木戸元斎「師説撰歌和歌集」全訳(4)

 同 12.わすれはや花に立ち迷ふ春霞それかとみえし明ほのの空 (わすればや はなにたちまよう はるがすみ それかとみえし あけぼののそら) (私訳)忘れてしまいたい。咲き乱れる櫻花に立ち迷う春霞。春

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