同 権中納言定家 40.御祓すとしばし人なす麻の葉も思へはおなしかり初のよを (おはらいす としばしひとなす あさのはも おもえばおなじ はつのよを) (私訳)お祓いすると言って、仮に作った人形となる
同 権中納言定家 40.御祓すとしばし人なす麻の葉も思へはおなしかり初のよを (おはらいす としばしひとなす あさのはも おもえばおなじ はつのよを) (私訳)お祓いすると言って、仮に作った人形となる
俊成 新続古今 三一七 37.尋みんまほろしもかな時鳥行衛もしらぬ水無月の比 (たずねみん まぼろしもがな ほととぎす ゆくえもしらぬ みなづきのひ) (私訳)尋ねていこう。方術をおこなって私を蓬莱に
紀友則 古今一五四 33.夜やくらき道やまとへる時鳥我宿をしも過かてに鳴 (よやくらき みちやまどえる ほととぎす わがやどをしも すぎがてになく) (私訳)夜が暗かったからか、それとも道に迷ったせい
読人しらす 古今一四九 31.声はして泪は見えぬ時鳥我衣手のひつをからなん (こえはして なみだはみえぬ ほととぎす わがころもでの ひつをからなん) (私訳)悲しげになく声はすれども、涙は見えない時
藤原元真 新古今一八八 28.夏草は茂りにけりな玉鉾の道ゆき人もむすはかりに (なつくさは しげりにけりな たまぼこの みちゆきひとも むすぶばかりに) (私訳)夏草がすっかり茂ってしまった。道行く人
同 拾遺愚草一四一三 関白左大臣家百首「暮春」 25.匂ふより春は暮ゆく山ふきの花こそ花の中につらけれ (におうより はるはくれゆく やまぶきの はなこそはなの なかにつらけれ) (私訳)桜の花の赤
紀貫之 古今九四 春下 21.三輪山をしかもかくすか春霞人にしられぬ花やさくらん (みわやまを しかもかくすか はるがすみ ひとにしられぬ はなやさくらん) (私訳)三輪山をそんなに隠すか春霞。その春
権中納言定家 拾遺愚草上一一四 二見浦百種春 18.惜しましな桜斗の花もなしちるへき為の色にや有らん (おしまじな さくらほどの はなもなし ちるべきための いろにやあらん) (私訳)桜ほどのみごとな
紀貫之 古今五九 春上 16.桜はな咲にけらしな足曳の山のかひよりみゆる白雲 (さくらばな さきにけらしな あしひきの やまのかいより みゆるしらくも) (私訳)桜の花が咲いたようだ。足曳きの山の交い
同 12.わすれはや花に立ち迷ふ春霞それかとみえし明ほのの空 (わすればや はなにたちまよう はるがすみ それかとみえし あけぼののそら) (私訳)忘れてしまいたい。咲き乱れる櫻花に立ち迷う春霞。春
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