ご父母各位

夏休み明けに学校の定期テストが終了しました。教科書が一新されたこと、学習指導要領が変わったことで、テストの内容がずいぶん変わったと感じました。数学では、定型的な解法から離れて、少しずらした形で、柔軟な発想力や思考力を見る問題が、目につきました。

 また、数学での記述問題が普通に扱われていました。もともと大学入試改革において、共通テストなどへの記述式の導入が検討されましたが、採点上の公平さを担保できるのか、膨大な数の答案をどう処理するのかなど問題が山積し見送られましたが、中学ではこうして、将来の記述式を見据えて実践されているわけです。

 英語においてもまた、英文の記述の多さに目を見張りました。英単語をきちんとかけない生徒さんにはよほど注意を促します。またその記述問題においても、正解と思われる英文と、その意味するところの日本文が若干違っていたりして、生徒さんを困惑させ考えさせるなど「怪しげな罠(trap)」が仕掛けられていました。

 英語、数学において言えば、自ら積極的に学ぶ意欲を旺盛に持つことが必要です。英語は得意だけれど数学は苦手という生徒さん。またその反対の生徒さんは普通におりますが、これからの学習はどちらも得意科目にしていかなければ、新しい変化についていけないことになりそうです。

 こんな時、塾での勉強が死活的に重要になります。もしご近所で塾をお探しの方がおられましたら、ご紹介くださるようお願いいたします。10月から、現役高校生の英語指導を始めます。英語の指導は教師によってかなりバラツキがあります。私が過去に教えた高校生の生徒さんはみな各学校のクラスの15位までになっています。

3受験生は10月より、特訓授業を設けます。

今月の29日(水)、30日(木)は第5週により塾はお休みです。また、27日(月)、28日(火)は代講授業を行いましたので、よって、今月の26日(日)から30日(木)、月末の5日間をお休みとします。

私事ではありますが、亡くなった父の法要を営み、ご近所挨拶をするために県境をまたぐ北海道への旅となります。

皆様のご健勝をお祈り申し上げます。

敬具

令和3920

英数研究セミナー

加藤敦 拝