ご父母各位

昨日迄の猛暑が一変したような涼しさの今日この頃です。宇宙の運行による季節の変化にはやはり偉大な驚嘆すべきものがあると感じます。

私の好きなドイツの詩人のライナー=マリア=リルケに、「秋の日」という詩があります。

「主よ 秋です 夏は偉大でした

あなたの陰影を日時計のうえに置いて下さい 」(富士川英郎訳、新潮文庫)

ところで、「偉大な夏」は、今や「危険な夏」になってしまったことを思わないわけにはいきません。

 

9月には打瀬中では、期末テスト、中3生の修学旅行などがありました。例年に比べて寂しい修学旅行だったかもしれません。しかし生徒さんたちは、楽しんできたようです。

塾もたいへん静かです。おかげで勉強が進みます。対面授業の良さを存分に体験してもらうために、生徒の皆さんに、前に出て白板に英文を書いてもらい、それを直しながら、なぜそうなのかを説明し、最後にみんなで声に出して読むという事をしております。

数学も同じです。前に出て、解いてもらう。そうすることで、自分の間違いが即座に明瞭になります。

 

3受験生の英語は、「私立の過去問」を始めました。長文を解説する場合、口で説明するだけでは、まったく不足ですので、今までは、難解な英文はすべて、私が板書したうえで解説を試みてきましたが、時間がかかりすぎることを嫌って、この度プロジュクターで全文を白板上に映すことにしました。

解説についても、煩雑になることを恐れる必要がないため、細部にまで手が届き、手ごたえは上々で、生徒さんの反応も芳しく、今後は扱う英文も増え、長文読解力、語彙力など相当の向上が期待できると思っております。こうご期待ください。

 

929日(火)、30日(水)は第5週に当たっておりますので、塾はお休みですただし、30日(水)は修学旅行の関係で中3のみ授業を行います。

 

令和2922

英数研究セミナー

加藤敦 拝