2017.07.04 加藤清正歴史研究会
三月朔日(一日) 101.水むすぶ彌生あしたのこゝろには 花のいろかもまさるかほなり (釈)両手で川水の水をすくう彌生朔日(やよいさくじつ)の朝のすがすがしさの中に、花の色も香りにもいつもよりも美
2017.07.03 加藤清正歴史研究会
同二十八日 97.わすれゑぬにほひふかきこうばしみ こゝろの花もいろふかき色 (釈)決して忘れることのないふかい香りの、我心の櫻花。その色ふかき美しきわが妻。 忠廣解説 公という事を、櫻花の色の美しい
2017.07.02 加藤清正歴史研究会
同二十四日 92.神佛のめぐみもたえじやまと心 人のなさけも世にふかきたより (釈)神仏の恵みもまだ絶えていない、大和心よ。人の情けもこの世にはふかい頼(たよ)りとするよ、その便(たよ)には。 忠廣
2017.06.30 加藤清正歴史研究会
同二十三日 90.こがね嶺の花と若松ひきそへて 庭の詠めに植をきし春 (釈)こがね嶺に生える山吹の花を、庭の眺めを良くするために若松のそばに寄せて植え置いた春の日よ。 *黄金(こがね)村(むら)が、
2017.06.28 加藤清正歴史研究会
85.かまたりも夢心ちなるたびなれや ほどなく世にもあふさかの関 (釈)鎌足も一睡の夢だと思っているだろう。もうすぐ、私の旅も許されて世に逢(あ)う、逢坂(あうさか)の関所だから。 忠廣解説 この哥
2017.06.27 加藤清正歴史研究会
同十八日 81.豊年(とよとし)のいろはかわらじはるひなれど 昨日は今日に過るむかしぞ (釈)今年の五穀の豊穣は、春をみればわかるだろう。しかし、昨日は今日の過去であれば、月日の過ぎるのは早いものだ
2017.06.21 加藤清正歴史研究会
同十三日 76.おぼろげの夢心ちにも世に出(いで)て またうかるべし人のことわざ (釈)はかないかすかな夢心地をたどりながら、ふたたび世に出ることがあったら、この夢に見たようにこの人と再びお話ができ
2017.06.18 加藤清正歴史研究会
同九日 70.うき時は人の心に儀理もなし 人のれいぎは世に有しほど (釈)憂鬱な時には人は薄情になり、人に対する礼儀も表面だけのものになる。 忠廣解説 人間の心ばえ、物などというものは、だいたい
2017.06.17 加藤清正歴史研究会
同八日 69.しらぬいのつくしのたよりかりがねの 歸るついでやたのむにつくる (釈)不知火の筑紫から悲しい便りが来た。たよりを運んできた雁(かり)が田の面(も)に降りるように、帰(かえ)るついでに私
2017.06.15 加藤清正歴史研究会
同四日 65.春の日のながながしくもあしびきの 山や霞の長閑けからまし (釈)足引きの山鳥のをのしだり尾のような長々しい春の日に、山すそが霞に覆われ、のどかならよいのだが。 忠廣解説 世の中をつら
2022.03.15
2022.02.22
2022.01.25
2021.12.17
2021.10.19
2021.09.20
2021.08.21
2021.08.08
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2021.04.15
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