2018.01.17 加藤清正歴史研究会
同十日 153.夏の夜もひとりねがちはおきゐつゝ おとづれきくも庭の松風 (なつのよも ひとりねがちは おきゐつゝ おとづれきくも にわのまつかぜ) (釈) 夏になってもいまだ一人寝の夜、縁側の
2018.01.02 加藤清正歴史研究会
同六日 149.このころの雨に草木の色そいて おのづからなつ空にしらるゝ (このころの あめにくさきの いろそえて おのずからなつぞらにしらるる) (釈)最近の雨で庭の草木の若葉の色がいっそ
2017.11.14 加藤清正歴史研究会
同二日 145.うきときの浮世にさける卯の花や かきねわびしきをくさとの庭 (うきときのうきよにさけるうのはなや。かきねわびしきおくさとのにわ) (釈)思いに沈んだ時、この浮世に咲く卯の花よ
2017.09.29 加藤清正歴史研究会
同二十八日 141.櫻ぼけの花えをたごのうちに入て ちる花うかぶ清き水かげ (さくら木瓜のはな枝を擔桶のうちにいれて、 ちるはなうかぶきよきみずかげ。) (釈)櫻と木瓜の花を一緒に擔桶の中に入れる
2017.09.11 加藤清正歴史研究会
三月二十四日 137.草にてももしかくことのありやする 春はほに出づるつくつくしかな (草にても もし書くことの ありやする。春は穂にいづる つくつくしかな。) (釈)草だけれどこれで字を書くことが
2017.07.21 加藤清正歴史研究会
三月二十一日 133.人しらぬこうばしみ人のわらひがほに 花の盛ぞ面影にしてみる (釈)私にしか見せたことのない香ばしみ人(あま姫)の笑い顔は、満開の櫻の花をかすかに面影として見るほかない。 忠
2017.07.13 加藤清正歴史研究会
(三月十八日) 127.面影のかわらで花のさかりあれや 色香もふかき此櫻木は (釈)面影はそのままに、花が盛りになってほしい。色も香りもふかいこの櫻木よ。 忠廣解説 又は、「色香もふかき此櫻木のここ
2017.07.09 加藤清正歴史研究会
121.ともすればわするゝひともあらまし物を 面影櫻見て思(おもい)ぞます (釈)ややもするともう忘れてしまった人もあるかもしれない。面影櫻を見て私の思いはいよいよ募る。 忠廣解説 三月十五日の夜に、
2017.07.08 加藤清正歴史研究会
同十一日 114.櫻花かすみのうちにおもふ心を 風になりともにほひきかせよ (釈)櫻花よ、霞がかかっていても良い、あなたの思う心を、風に匂い聞かせてほしい。そうすれば私のもとにかすかにでも届くかもしれ
2017.07.06 加藤清正歴史研究会
同六日 106.あきはてゝ野邊のあはれもおなじいろの 春のけしきもやどの物うさ (釈)途方にくれてしまった私の気持ちは、まるで秋の枯野と同じありさまのようだ。長閑な春の景色も心持も、宿の人のた
2022.03.15
2022.02.22
2022.01.25
2021.12.17
2021.10.19
2021.09.20
2021.08.21
2021.08.08
2021.05.21
2021.04.15
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